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自民党の谷垣禎一総裁ら執行部は3日、衆院当選1〜4回の若手議員を期別に党本部に集め、懇談会を開いた。衆院予算委員会での審議拒否戦術が失敗したことから、党内の批判や不満に耳を傾けることで夏の参院選に向けて党内の結束を図る狙いがあったが、低支持率にあえぐ党の現状を受け、厳しい意見が出た。 出席者からは「(執行部批判をする舛添要一前厚生労働相と)総裁は正面から論戦を挑むべきだ」(稲田朋美氏)、「(審議拒否は)国民に分かりづらく、もっと理由を説明すべきだ」(近藤三津枝氏)などの発言が相次いだ。 谷垣氏は「参院選候補者は予備選の導入などで若返りも進み、党はずいぶん変わったと思う」と、執行部の成果を強調するのが精いっぱい。若手の意見に対する回答としては具体性に乏しかった。 一方、谷川秀善参院幹事長は3日、国会内で舛添氏を呼び、1日の講演での発言を質した。谷川氏によると、舛添氏は「英語での講演だったため、通訳の際に行き違いがあった」との見方を示したという。谷川氏は「舛添氏は新党を作って飛び出すとは考えていない。(同氏の発言に)あんまり神経質にならない方がいい」と述べた。 ところが、舛添氏は会談後、記者団に「わが党の支持率が上がらないのを問題じゃないと思う人がいたらおかしい。努力が足りないところは執行部の責任だ。直さなければ、参院選で自民党はなくなる。鳩山内閣との戦の仕方に問題があると言うことの何が悪いんだ」と改めて執行部批判を展開した。 【関連記事】 ・ 自民・舛添氏「翻訳で行き違い」 谷垣総裁進退言及で釈明 ・ 自民執行部は「谷垣おろし」の火消しに躍起 舛添氏は今日も批判 ・ 舛添氏“おろし”発言に谷垣氏「団結大事」と反論 ・ 自民・舛添氏「総裁辞任で改革進む」 “谷垣おろし”宣言? ・ 自民で「派閥の衰退」が顕著に 代わって「勉強会」が花盛り ・ 黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界 ・ 毎日俳句大賞 隗一骨さんらが出席し表彰式(毎日新聞) ・ 「伊丹空港廃止」をめぐり5決議案 府議会会派、足並みバラバラ(産経新聞) ・ <ソーラー飛行機>2年後に世界一周に出発 スイス人が挑戦(毎日新聞) ・ 民主“参院の乱” 身内から「公共事業を止めるな」(産経新聞) ・ 政府、地域主権2法案を閣議決定(産経新聞)
by wxmw3pjkwb
| 2010-03-08 16:22
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